こんなシゴトをします
ディレクター職のシゴトはデザイン会社の“中枢”として案件をハンドリングすること。
クリエイティブ業界は一見派手な印象を持たれているかもしれませんが、ディレクターの仕事は実はとっても地味で地道で、それでいてとてもやりがいがあります。
人・時間・お金をやりくり。
プロジェクトマネージメント
「人」はデザイナーやカメラマンなどスタッフィングを誰にするか。「時間」は打ち合わせ、提案日、納期、社内外のスケジュール調整。「お金」は予算、印刷仕様、外注費、見積など出納面を調整します。入社時に専門知識は不要です。
企画書という物語をつくる。
プランニング
「課題はこうだからこうしましょう」という流れを大切に納得感の高い企画書を作成し、クライアントへプレゼンします。デザインやWEB、コピーライティングやネーミング、媒体のアイデアなどを盛り込みます。
クリエイティブの指揮。
ディレクション
案件の「現場監督」として社内外のクリエイターと協働。美意識やリテラシーを高めるためにも、デザインやアート、広告、売場、パッケージデザイン、ローカルビジネスなどを常に勉強。好奇心が欠かせません。
聞いて聞いて課題を見える化。
デザインコンサルティング
既に見えている課題はもちろん、クライアントにじっくりヒアリングしながら水面下に眠る潜在的な課題を発見します。経験による勘が重要でクリエイティブにおける「お医者さん」のような役割を果たします。
こんな人が向いています
- 学んできた専攻は問いませんが、マーケティング・経営・心理学・グラフィックデザイン・コピーライティング・取材編集・動画制作などのクリエイティブの技術や経験があればその個性を活かすことはできます。
はじめはアシスタントから
- 新卒 1〜3年
- 新卒1〜3年は先輩ディレクターとともに案件を進めます。クライアントとの話法から業界の仕組みなどを実践で学び、一歩ずつ成長します。(いわゆるOJT)
- 入社 3〜5年
- 3〜5年で自身ひとりの力で案件を回せるようになります。クリエイティブの世界では毎回同じ案件はありません。成功も失敗も糧に経験を重ねましょう。社内の仲間はもちろんクライアント担当者さんからもたくさんのことを教わります。
主なクライアント
食・農業・教育・観光・まちづくりなど地域産業を支える事業者のデザイン制作やブランディングのコンサルタントに関わっています。
- カルビー株式会社(東京都)
- 日本甜菜製糖株式会社(東京都)
- 日本貨物鉄道株式会社 北海道支社(札幌市)
- 美瑛町農業協同組合
- 枝幸漁業協同組合
- 池田食品株式会社(札幌市)
- 有限会社澤田米穀店(北斗市)
- 学校法人 北邦学園(札幌市)
- 札幌大谷大学
- 旭川藤星高校
- 北見藤高校
- 富良野通運株式会社
- 株式会社アジェンダ(札幌市)
- 有限会社浜田旅館(陸別町)
- 株式会社ラパンフーヅ(札幌市)
- 石狩みのりファーム
- 株式会社ルスツ羊蹄ファーム
- 株式会社とかち河田ファーム(音更町)
- 株式会社Kalm角山(江別市)
- 札幌駅前通まちづくり株式会社
- 北海道庁
- 札幌市役所
- 室蘭市役所
- 美瑛町役場
- 当別町役場
- 長沼町役場
- さっぽろ産業振興財団
- 北海道博物館
- 札幌大通まちづくり株式会社(札幌市)
- カルビーポテト株式会社(帯広市)
- 株式会社トリパス(札幌市)
- 株式会社ヤマチコーポレーション(札幌市)
- 道の駅とうべつ(当別町)
- 株式会社メイカーズ(東京都)
- 株式会社美瑛選果(美瑛町)
- 株式会社ホーブ(東神楽町)
- NHK
- 一般社団法人ドット道東
- 一般社団法人十勝うらほろ樂舎
- 株式会社南部美人(岩手県)
など(順不同)
※ 新規クライアント案件もコンスタントに受注しています。
message
まちに大小はあっても、
しごとに大小はない。
新卒一年目で「ディレクター」という肩書きは、荷が重い。
正直いうと、肩書きなんてあってもなくてもいいと思う。
でも、立場が人を育てるというのもまた真理で、
現場で教わり、つまずき、出会い、
感謝され、失敗もして、認められ、
経験の浅い社会人は、少しずつ成長する。
少しずつでいい。いや、人は少しずつしか成長しない。
インプロバイドの仕事は、デザインです。
デザインで「知ってもらう」「買ってもらう」「好きになってもらう」
そんな「変化」をつくります。
ディレクターは、地域を問わず出かけ、
どんな業界や商品でも興味をもって課題を分析します。
デザイナーへバトンをつなぎ、つくったものを提案します。
修正やブラッシュアップを繰り返してやがて納品。世に出します。
北海道が舞台。でもローカルは一瞬のブームじゃなくて永続する。
すでにある資源に光をあて、アイデアで価値を高める。
派手な仕事ではないけれど、それがクリエイティブの本質。
入社したら「アシスタントディレクター」です。
最初は全員未経験。少しずついきましょう。
一、二年。四、五年。気がつけば、仲間や実績がついてきます。